さんこう丸の健康豆知識
2017年
7月1日
黄斑変性症
『黄斑変性』は近年耳にすることが多くなってきた病名です。視力の低下、物が歪んで見えるなどの症状で、米国では失明原因の第1位です。日本でも近年、高齢化と共に増加傾向にあります。加齢黄斑変性症といわれることが多いようです。
【原因】
①委縮型:加齢と共に黄斑が委縮して徐々に症状が進行します。
②滲出型:目の血流の悪さなどから新しい血管(新生血管といい非常に脆い)が作り出され、そこから漏れ出した成分や血液によって網膜や黄斑がダメージを受けて、視覚障害が起こります。
【治療】
①委縮型:治療方法がありません。
②滲出型:レーザーや薬物治療で、新生血管の拡大を抑制し破壊を防ぐなどの手術がありますが、完治は難しいようです。
【予防】
紫外線や喫煙(活性酸素)も加齢黄斑変性になるリスクが高く、外出時のサングラス、食生活では、抗酸化作用のある食品(緑黄色野菜など)を積極的に食べましょう。
また、目の血流を良くする事も大切です。目が疲れた時は、暖かいタオルを目に当てると良いでしょう。
7月の野菜『ゴーヤ』
ニガウリとしても知られていますが、生薬では“苦瓜”(クカ)といいます。果実・種子を乾燥させて、解熱、解毒、下痢に用います。
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