さんこう丸の健康豆知識
2017年
10月2日
飛蚊症
『飛蚊症(ひぶんしょう)』はまさに読んで字の如く、「蚊(虫)が飛んでいるように見えてしまう」、「紐のような物が浮いている」といった症状です。ほとんどは加齢に伴うもので、急速に症状が進んだりすることはないため心配することはありませんが、飛蚊症を患っている方は気の良いものではありません。
原因は、目の老化やストレスによる硝子体の細胞の劣化、紫外線などが原因での活性酸素による濁りです。他にも網膜裂孔や網膜剥離などが原因で、飛蚊症を発症することもあります。
*網膜裂孔…網膜に穴ができ、穴の部分からの出血などが飛蚊症の原因となります。またそこから網膜剥離になることもあるので注意が必要です。
【治療】網膜裂孔など以外は、有効な治療方法や改善する手段がありません。
【対策】加齢黄斑変性と同様に、生活習慣や食生活を改善して、症状が進まないようにすることが大切です。症状が急激に進んでいるときは目の異常が起きていることが多いため、眼科で診察を受けましょう。
10月の野菜『ラッカセイ』
ピーナッツや南京豆(ナンキンマメ)ともいいますが、その種皮には止血作用などがあります。また油も抽出されます。
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