さんこう丸の健康豆知識
2018年
6月1日
ビタミンB1
ビタミンB1=チアミン
水溶性ビタミン『ビタミンB1』は糖質をエネルギーに変換する際の酵素の補助「補酵素」として利用されます。つまりビタミンB1が直接体を動かすのではなく、体を動かす手助けをするのです。中枢神経や脳などは糖質(ブドウ糖)のみエネルギーとしているので、“ビタミンB1が不足=神経、脳が正しく機能しない”となります。頭をよく使う人は糖質とビタミンB1をしっかりと補いましょう。規則正しい食生活をしていればビタミンB1が不足する事はありませんが、スナック菓子、過度の飲酒、インスタント食品など食生活に偏りがある人は要注意です。ビタミンB1が不足すると、疲れやすい、イライラする、肌トラブルなどが起こり、慢性的に不足すると脚気(かっけ)やウェルニッケ脳症になります。
*ビタミンB1が多く含まれている食品…豚肉、豆類など
【ニンニク注射】
ニンニクを注射するのではなく、ビタミンB1を中心としたビタミン類を静脈に注射します。その際ニンニクに似た臭いがする事から名付けられました。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」
使用期間:平成27年度から平成31年度の5年間。
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