さんこう丸の健康豆知識
おなかと腸活の日
新年度になり、新生活がスタートした人も多いのではないでしょうか。4月7日はおなかと腸活の日、新年度が始まる時期をきっかけに腸活を始めて「良い:4おなか:07」を目指して健康になってもらいたいとの願いを込めてビオフェルミン製薬が制定し、日本記念日協会により認定を受けています。
この日をきっかけに、皆さんも腸活を始めてみませんか?
<腸活>
腸活とは、腸が本来の機能を発揮できるように、腸内細菌(善玉菌、悪玉菌、日和見菌)の勢力バランスを整える事です。
<腸活のメリット>
腸活で、善玉菌の働きを活発にすることで、善玉菌の体を構成する物質が、体の免疫機能を高め、血清コレステロールを低下させる効果が報告されています。また、腸内細菌は、睡眠の質に関わる、メラトニンの生成にも関与しています。ほかにもエネルギー代謝をコントロールする短鎖脂肪酸を作り、肥満予防にも効果があるとされています。
<腸活の方法>
腸活の方法を3つ紹介します。
1)食事
発酵食品などの善玉菌を含む食品(プロバイオティクス)を積極的に取って善玉菌の量を増やすことや、すでに腸内にいる善玉菌のエサとなる食品(プレバイオティクス)を取ったりする方法です。
2)運動
便出す腸腰筋を運動によって鍛えることは、腸の健康につながります。
・ウォーキング…1日9000歩以上(約90分)のウォーキングが腸腰筋を鍛えるのに効果的です。
・エクササイズ…90分以上のウォーキング時間をなかなか確保できない人には自宅でできるエクササイズをお勧めします。椅子に座ったまま、片足ずつ足を上げたり足踏みしたり等の運動を10回1セット定期的に行うだけでも腸腰筋に良い刺激を与えることができます。
3)生活習慣の改善
食事を1回しかとらない事や睡眠時間が極端に短い時があるなど、不規則な生活は腸内環境の乱れにつながります。もしどうしても食後すぐに就寝しなければならないような時や食べ過ぎてしまった時は、三光丸など消化を助けてくれるような薬を使い消化器への負担を和らげてあげることも良いかもしれません。なるべく決まった時間に食事をし、夕食と就寝の時間を空けるように心掛けましょう。まずは無理に行動するのではなく、ストレスを感じないようにできることからやっていき、習慣化できるようにしましょう。
参考
腸内細菌と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
腸活とは? メリットやおすすめの食事・運動・マッサージ方法を紹介 (asahi.com)
腸活や乳酸菌に関する記念日として「おなかと腸活の日」を制定 | お知らせ | 腸活ナビ (biofermin.co.jp)
« 前の記事:2024年 初午祭 を読む
次の記事:ゴールデンウィーク休業のお知らせ を読む »