二上小学校で出前授業をしてきました
2016年
2月1日
1月29日(金)、香芝市立二上小学校へ、出前授業に行ってきました。同校での授業は平成25年以来4年連続となります。
授業の目的は奈良県で盛んな産業のうち、薬づくりについて学ぶというもので、午後の5時限目と6時限目を使い、スライドを使った授業と、体験授業の2本立てで行いました。
勉強をするのは4年生143名で、人数が多いため、体育館で行われました。
最初のスライドを使った授業では、奈良県の薬の歴史と、配置薬(置き薬)のしくみ、歴史などについて学びました。
6時限目の体験学習では、15班に分かれてもらい、まずはじめに「丸薬の袋詰め体験」を行いました。グループごとに三光丸を入れた木箱を用意し、計数さじを使って数を決め、薬包紙を折り紙のように手で降りながら、丸薬を袋詰めするという、昔ながらの方法です。
続いて、三光丸の原料となるセンブリ、ケイヒ、カンゾウ、オウバクを配り、それぞれの説明を行った後、皆で匂いを嗅いだり、味見をしたりして、生薬を身近に感じてもらいました。
体験学習では、丸薬や生薬の薬草に直接ふれられることもあり、どの生徒さんも大興奮。目を生き生きと輝かせながら、センブリの苦さにびっくりしたり、ケイヒの匂いを嗅いだりと、予定していた時間は瞬く間に過ぎてしまいました。
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