さんこう丸の健康豆知識
2023年
8月1日
食中毒予防の3つのポイント
最近は真夏日が増え、エアコンなしには生活を送ることが難しくなってきました。気温が上がるにつれ、菌の繁殖が活発となり、食中毒の発生が増加します。食中毒というと、飲食店での食事が原因と思われがちですが、適切な管理をしなければ家庭でも発生する事があります。
今回は菌による食中毒を予防するためのポイントをご紹介します。
ポイント1 細菌を食べ物に「つけない」
菌は手や調理器具に付着しています。
①調理前後の手洗い
②生肉を扱った包丁や箸を、加熱後の食品に触れさせない
ポイント2 食べ物に付着した細菌を「増やさない」
たとえ菌が付着しても、ほとんどの種類の細菌は少量であれば食中毒を発生させません。付着後の管理によって食中毒の危険性が変わります。
①適切な温度管理(冷蔵保存・冷凍保存など)
②調理後はなるべく早く食べる
③カレーは時々混ぜて底の方に空気がふれるようにする
ポイント3 食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」
菌が調理前に付着していても適切な処理により、安全に食事をとることが出来ます。
①よく火を通す(加熱殺菌)
②海の魚は真水で洗い流す
③まな板や包丁の消毒
食材を夏場常温で保存する、食材の加熱不足、長期間冷蔵庫で保管していた調理済みの食べ物を加熱せずに食べる等食中毒が発生する場面はたくさんあります。食中毒に気を付けて健康的な生活をお送りください。
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