さんこう丸の健康豆知識
2023年
10月2日
有毒植物に気を付けよう
夏が過ぎ、徐々に過ごしやすい時間が増えてきました。この時期は食欲の秋、実りの秋と言いますが、皆さん山菜狩りにはいかれますでしょうか。山菜狩りでは、有毒植物や毒キノコに注意が必要です。今回は野菜や食用の植物とよく似た有毒植物を紹介します。
スイセンはニラや玉ねぎと間違われて、食されることが多い有毒植物です。摂食後30分ほどで吐き気や嘔吐、頭痛などの症状が出ます。
イヌサフランは、葉はギョウジャニンニク、キボウシに似ていて、球根はジャガイモやタマネギに似ているので注意が必要です。症状は、嘔吐、下痢、呼吸困難で重症の場合は死亡することもあります。
他にもチョウセンアサガオは、葉はモロヘイヤ、根はゴボウ、種はゴマに似ています。
症状は口の渇きや麻痺、心拍数の増加などを起こすので注意しましょう。
有毒植物の中には、観賞用として栽培されている物もありますので、家庭菜園をされている方は家族が食用と勘違いして食べないように気を付けてください。
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