さんこう丸の健康豆知識 | 株式会社三光丸

さんこう丸の健康豆知識

2016年 7月1日

紫外線

「紫外線が強い」といえば特に女性は嫌な気持ちになる方が多いと思います。5月~8月は紫外線が強く、近年オゾン層の破壊などで人類が浴びる紫外線は年々増加しています。その分人体に及ぼす影響も増加傾向にあるといえるでしょう。皆さんは何か対策はされていますか?

紫外線*紫外線の人体への影響
・肌…紫外線を浴びる事でメラニンが増加し、日焼けやシミなどになりやすくなります。そして怖いのが皮膚がんを引き起こす可能性があること。紫外線にはUV-A、B、Cの3種がありますが,UV-Cはオゾン層で吸収されます。UV-A、UV-Bは地上まで到達し、特にUV-Aは肌の表皮の奥、真皮まで浸透して、シミやシワ、ソバカスの原因になります。しかし、皮膚がんの原因としてはUV-Bの方が関係しているようです。
・目…紫外線が影響する目の病気として白内障や、瞼裂斑(けんれつはん)、雪眼炎(せつがんえん)などがあります。紫外線による蛋白質の変性が影響しているようです。紫外線で受けたダメージの上に、現代人は強い光に囲まれて生活しているので、日頃から気を付けたいものです。また、目から紫外線を受けることで、肌のメラニンが増えるという研究報告もあります。

*紫外線は悪者じゃない!?
悪いイメージが多い紫外線。しかし悪い事ばかりでもありません。カルシウムの吸収、代謝を調整するビタミンDの合成を紫外線の力で行っているので、少しは紫外線を浴びた方がいいでしょう。骨粗鬆症や、骨軟化症になっては大変です。また殺菌消毒作用がある事は有名ですね。紫外線と上手に付き合っていく事が重要になるのです。

*予防と対策
・服装…帽子やサングラスの着用と日焼け止めを忘れずに。特に小さいお子様は皮膚が弱いのでしっかりと対策を。サングラスはUVカットのものを選びましょう。色が濃いから良いという訳ではありません。
・栄養素…リコピン、β-カロチン、ポリフェノール、ビタミンC、E、B12などが肌や目のトラブル回避に有効だといわれています。

※ちなみに…皮膚がんが多い国オーストラリアでは国が紫外線対策を呼び掛けていて、幼稚園や小学校で外出時のサングラス着用を義務化しているところもあります。

7月の花『向日葵』ヒマワリ
ひまわり

向日葵の種を乾燥させたものを“向日葵子”(コウジツキシ)といい、止血性下痢に用いられます。他にも食用では「ヒマワリ油」は有名ですね。

          

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