さんこう丸の健康豆知識
2019年
5月1日
ナイアシン
ナイアシン=ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ビタミンB3
水溶性ビタミン『ナイアシン』は、糖質や脂質を細胞でエネルギー産生する際に働く補酵素として利用されます。その他に血管の拡張や皮膚を正常に保つ働き、アルコールの分解やホルモンの合成など、あらゆる場面でナイアシンが利用されています。必須アミノ酸の一種トリプトファンが60に対してナイアシンが1作られます。不足する事がほとんどありませんが、不足すると口内炎、皮膚炎、イライラなどがあり、お酒をよく飲む人や偏った食事が続くと欠乏症“ペレグラ”になる可能性はあります。また、ビタミンB1・B2・B12とのバランス摂取も大切です。
ニコチン酸はタバコのニコチンに化学構造が似ていることから、ニコチン酸と名付けられました。タバコに含まれる有害なニコチンとは無関係です。
ナイアシンが多く含まれる食品…タラコ、まぐろ、豚レバーなど
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」
使用期間:平成27年度から平成31年度の5年間。
« 前の記事:ゴールデンウイーク期間中の開館情報&プレゼント を読む
次の記事:今、蓮(ハス)の花が見ごろです! を読む »