2020年『引札カレンダー』
2019年
10月10日
「日本絵 宮川長春」
宮川長春(1682~1752)は江戸時代の浮世絵師で、肉筆美人画、風俗画の名手として知られます。当時、浮世絵師の多くは版画と肉筆画の両方を制作することが多かったのにたいし、長春は生涯肉筆画のみを描いたといわれます。
左端に「明治四十一年七月十日印刷 同年八月三十日発行 印刷兼発行者 大阪市東区備後町三丁目二十七番屋敷 平民 古島竹次郎」とあり、引札の制作年代と発行元がわかります。
引札には、羽子板を持つ二人の女性と一人の少女が描かれています。少女が指さす方には三光丸の広告がありますが、長春の原画に何が描かれていたのか、興味深いところではあります。
三光丸クスリ資料館に来館された方に無料でプレゼント!! ぜひご来館ください。
« 前の記事:秋の交通安全県民運動 を読む
次の記事:『歴史街道リレーウォーク』のお知らせ を読む »