“あるある”胃腸トラブルに備えよう。体質から選ぶ漢方・和漢薬ガイド
体質に合わせた薬を選ぼう

季節の変わり目や新生活のスタートは、体調を崩しやすい時期です。
「胃もたれが続く」「胃痛や腹痛がある」など、胃腸のトラブルを感じる方も多いのではないでしょうか。
こうした不調に備えるためには、自分の体質に合った漢方・和漢薬を知っておくことが大切です。今回は、体質に合わせた薬の選び方についてご紹介します。
自分の体質を知っておこう

漢方では、同じ「胃腸トラブル」であっても、体質によって適した薬が異なります。
たとえば、「食欲がない」という症状ひとつをとっても、体力がなく虚弱な方には六君子湯(りっくんしとう)が使われることが多く、体力が比較的ある方には小柴胡湯(しょうさいことう)が選ばれることがあります。
このように、症状だけでなく「体の状態」に合わせて選ぶのが漢方の特徴です。
「虚証」と「実証」あなたはどっち寄り?
漢方では、体質の違いを「証(しょう)」と呼びます。
証とは、その人の体力や体質の傾向を表すもので、薬を選ぶうえでの大切な指針になります。
大きく分けると、「虚証」と「実証」に分類されます。どちらかに極端ではなく、自分はどちら寄りかを目安として知っておくといいでしょう。

■虚証の特徴
- ・きゃしゃな体格
- ・気力が少ない
- ・疲れやすい
- ・寒がりで体温が低め
- ・活動が消極的
- ・胃腸が弱い
虚証の人は、胃もたれや食欲不振、腹痛などを起こしやすく、体を補うタイプの漢方が向いています。
■実証の特徴
- ・がっちりした体格
- ・気力が充実している
- ・疲れにくい
- ・暑がりで体温が高め
- ・活動が積極的
- ・消化がよく食欲旺盛
実証の人は、食べ過ぎによる胃もたれや胃痛、腹痛などが起こることがあります。余分なものを取り除くタイプの漢方が選ばれることが多いです。
※参考:漢方セルフメディケーション(国立医薬品食品衛生研究所)
自分の体質を知るには?
上記の特徴はあくまで目安です。
実際には、体調や生活習慣によっても変わるため、正確に自分の体質(証)を知るには、薬剤師に相談することが大切です。
特に、胃痛や腹痛、胃もたれが繰り返し起こる場合は、体質に合った対処をすることで改善しやすくなります。
胃腸のケアには三光丸

三光丸は、以下のさまざまな胃腸トラブルに効果が期待できる和漢胃腸薬です。
・食欲不振
・胃もたれ
・食べ過ぎ・飲みすぎ
・消化不良
・胃部・腹部膨満感
・胸やけ
・吐き気、嘔吐など
特徴として、虚証・実証のどちらのタイプの方にも服用できる点が挙げられます。
そのため、「自分の体質がはっきり分からない」という方でも取り入れやすいのが特長です。
日常的な胃痛や腹痛、胃腸のケアとして、幅広く活用することができます。
迷ったときは相談を
三光丸の電話窓口でもお薬のご相談を受け付けています。
TEL.0745-67-0003
受付時間:毎週月曜日~金曜日 午前9時~午後4時
休業日:土・日・祝日
「自分の体質を知りたい」「自分に合う薬を選びたい」「服用しても問題ないか確認したい」といった疑問がある場合は、お気軽にご相談ください。
まとめ

漢方では、同じ症状でも体質(証)によって適した薬が異なります。
虚証・実証といった体質の違いを知ることで、より自分に合った対処ができるようになります。
三光丸は、虚証・実証どちらの方にも使いやすい和漢胃腸薬として、日常の胃腸ケアに役立ちます。
ただし、症状が強い場合や長く続く場合は、自己判断せず医師に相談することも大切です。
日々の体調と向き合いながら、自分に合った方法で胃腸を整えていきましょう。
アドバイザープロフィール

浅見 潤(あさみ じゅん)
三光丸クスリ資料館館長
北海道出身。平成12年、三鷹市教育委員会で遺跡の発掘調査と研究に携わる。その後奈良県明日香村に移住し、三光丸クスリ資料館館長に就任。館長職のかたわら、大和売薬および中世大和国の歴史研究を行う。日本薬史学会会員。
著書:『奈良とくすり -祈りと治療の歴史-』(京阪奈情報教育出版、2024年7月)
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